「豊橋少年少女発明クラブ」の概要
1 設立の経緯
平成18年度当初、愛知県より発明クラブの設置促進事業実施者募集があり、豊橋市は教育委員会を中心に少年少女発明クラブ設立準備委員会を設置し、発足にむけて検討・準備を進めてきた。
平成18年度末、クラブ員として小学校2年生から5年生まで(活動時には3年~6年)の30名を募集したところ、450名近くの応募があり、厳正なる抽選の結果、40名のクラブ員を第一回生として迎えた。そして、主な活動場所として豊橋市視聴覚教育センターを借用させていただくとともに、豊橋市の主な企業からも賛同・協力いただき、設立の運びとなった。
2 豊橋市少年少女発明クラブ設立の趣旨
豊橋市少年少女発明クラブは、科学技術に関心をもつ子どもたちが、楽しみながらものづくりに取り組む体験活動の場である。そして、その指導や運営に携わる大人たちの願いは、科学好きな子どもたちが「発明」に夢を膨らませ、自由な発想でさまざまな制作活動を行い、日常生活の創意工夫にも心配りを忘れない、「想像性と創造力」に富んだ心豊かな子どもたちに育ってほしいということである。
このように、「ものづくり愛知・豊橋」の将来を担う人材が育つことを願い、豊橋少年少女発明クラブを設立した。
3 これまでの活動
■平成19年度
開 講 式 平成19年5月12日
発 表 会 平成20年3月20日
会 場 豊橋市視聴覚教育センター
活 動 日 毎月第3土曜日の午後
クラブ員 40名(3年生7名、4年生8名、5年生12名、6年生13名)
指 導 員 18名
協賛企業 5社(トーヨー教材・日東電工・樹研工業・本多電子・西島)
主な活動 マイ道具箱づくり
ピンホールカメラづくり
からくりロボット(おそうじロボット、動くオルゴールなど)づくり
そ の 他 日東電工・本多電子・豊橋技術科学大学・豊橋工業高校の協力を得て夏休みに特別企画(一般公募)を実施
■平成20年度
開 講 式 平成20年9月20日
発 表 会 平成21年3月21日
会 場 こども未来館「ものづくり工房」
活 動 日 毎月第3土曜日の午前・午後
クラブ員 72名(4年生24名・5年生24名・6年生24名)
指 導 員 26名
協賛企業 7社(トーヨー教材・日東電工・樹研工業・本多電子・西島・中部セキスイ工業・三河港明海地区産業基地運営自治会)
主な活動 マイ道具箱づくり(新規クラブ員)
ゲルマニウムラジオづくり(継続クラブ員)
4年生:ペットボトルロケット・動くおもちゃづくり 他
5・6年生:空き缶運びロボット
そ の 他 こども未来館主催(発明クラブ協力)で夏休み特別企画を実施
■平成21年度
開 講 式 平成21年4月25日(土)
発 表 会 平成22年2月20日(土)
会 場 こども未来館「企画展示室」「ものづくり工房」「ロビー」
活 動 日 毎月第3土曜日の午前・午後
クラブ員 70名(新規グループ36名、継続グループ34名)
指 導 員 28名
協賛企業 13社(トーヨー教材・日東電工・樹研工業・本多電子・西島・サン電材社・三河港明海地区産業基地運営自治会・三光製作所・紅久・第一林製作所・大三コーポレーション・オノコム・旭精機)
主な活動 <新規クラブ員>
マイ道具箱づくり、モーター作成、はしご人形制作
オリジナルモーター駆動作品づくり
<継続クラブ員>
磁石式スピーカー制作、からくり人形の仕組み
マイリンク機構、アイディア作品づくり
<共通>
発表会
そ の 他 ・こども未来館主催(発明クラブ協力)で夏休み特別企画を実施
・ホームページの開設
・指導員、クラブ員の電子メールによる連絡システム開始